契約とは何か、知っておこう

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ビジネスを行うために欠かせない存在

何事も契約で成り立っている

契約とは、当事者同士で結ぶ約束のこと。お互いの権利・義務に関して、法的拘束力を持つものです。特にビジネスの現場では、トラブルを事前に防ぐためにも、契約は必要不可欠な制度となっています。

契約は当事者間で結ぶ「約束」

会社の登記、事務所や機器の賃貸、商品の仕入れや販売、従業員の雇用、ブランドの使用権利など、企業が事業活動を行うにあたっては、さまざまな契約の場面があります。注意してみれば、ビジネスの現場では、何事も契約に基づいて進められていることが分かります。

契約とは、人と人、人と企業が関わるシーンで、お互いに何をどうするかについて決めて合意した約束ごとのこと。多くの企業は、取引先の会社や従業員などと合意した契約に基づいて業務を進めているのです。

契約は法的拘束力を持つ

契約は法律上の制度のひとつ

契約は単なる約束と違い、法律上の制度のひとつです。契約書に記された事項はもちろん、契約書に記されていない事項についても、民法などの法律では、契約の内容や種類にそった規定が定められています。こうした法令によって、契約は法的拘束力を持っています

つまり、万が一、相手が契約で決めた内容を守らない状況となれば、当事者はその権利によって相手を強制的に従わせることができ、相手は契約を守るという義務を負うことになるのです。

商品の売買を例に考えてみると?

約束をした品物を納品した後、その代金を相手が支払わなかったとします。そうなれば、何とか支払ってもらうために、納品した相手と交渉したり、説得したり、場合によっては何か威圧的な手段に訴えてでも支払いを迫るしかありません。そのようなことがないように、通常、ビジネスの現場では契約が交わされます。

前述の商品の売買のケースでは、実際には、法的な支払いの義務があります。商品の代金を支払わない場合は、売買契約における「代金支払債務の不履行」として、裁判に訴えて判決を得ることができます。そうなれば、強制執行という制度によって、相手の財産を押さえて強制的に代金を回収することが可能です。

多くの場合、こういった状況は避けたいと考える人が大多数なので、「代金を支払う」という約束を守る、つまり契約を守ることになるのです。

契約と法令の違いとは?

どちらも法的拘束力を持つルール

では、同じように法的拘束力をもつ「契約」と「法令」では、何が違うのでしょうか。
簡単に言えば、契約は約束した当事者間で守るべきルールです。対して、法律はそれに基づいて国や内閣、地方自治体などが定めた法令があり、この法令はすべての人が守らなければならないルールとなります。

つまり、約束を交わした当事者だけでなく、万人が対象となっているところが大きく違うのです。契約と法令の違いについては、こちら【契約と法令の違いは?】で詳しく説明しています。

肝心なのは契約の内容

契約では「何に同意するのか」が重要

書類を確認する契約において、なかには「契約書を交わすこと」が目的となってしまっているケースもよくあります。多くの人にとって形式的な文章が続く契約書は、ついつい「長くて読むのが面倒…」と避けたくなるもの。とはいえ、契約書には、自社の業務や商品に対して、何をどう約束しているのかが記されています。契約書の内容や契約内容自体に無関心でいると、後でトラブルの原因になりかねません。

契約を検討する経営者や事業の担当者は、その内容を把握し、契約書を交わす前にきちんと内容を確認することが肝心です。契約内容や条件は、契約書の本文の条項という部分に記されています。

契約書の書式やどのようなことが書かれているかついては、詳しくは【契約書の基本スタイルを押さえよう】をご参照ください。

自社の不利益を防止するための事前対策

内容を把握し、業務を進める前に契約を交わす

ここまでに説明したように、契約は、約束する内容をきちんと把握したうえで取り進めることが大事です。たとえば、本来は約束したくないこと、あるいは受け入れられない条件などがあれば、相手に申し出て断ることも必要です。相手の会社が大手企業だから信用できる、あるいは前任者がやっていた通りにすれば無難だからといった理由だけで、契約内容の確認をおざなりにしてはいけません。

いわば、自社にとって不利益にならないよう、業務を進める前に取り交わすものが契約です。実際のビジネスの現場では、当事者同士の力関係もあるでしょう。しかし、契約を交わす際には、あくまでも対等な立場で内容を取り決めて合意することが大切です。

契約の種類はいろいろある…

ビジネスはさまざまな契約で成り立っている

ビジネスにおける契約は、内容によっていろいろなタイプがあります。一般に分かりやすいものとしては、売買契約、雇用契約、請負契約、委託契約、保証契約、消費者貸借契約、賃貸契約、信託契約、和解契約、ライセンス契約などが挙げられます。

実はこういった契約は、ビジネスを行う場合だけに限りません。私たちの日常生活を振り返ってみると、住宅や自動車などの高額な品物の購入、保険の加入、入学や結婚といったセレモニーや、ネットサービスを利用する際などの身近なシーンでも、実は一つひとつが契約なのです。

日常においても、たくさんの契約が交わされていることも知っておきましょう。

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